Vintage Life vol.2

モダンに生まれ変わった築150年の平屋。満足度は200万点。

祖父母と幼少期を過ごした家。愛着もひとしおでした。

わかっている範囲でも、この地で暮らして7〜8代目なのでは、と語るD様。今回リノベーションしたお住まいは、なんと築約百五十年。D様のおばあさまによると、明治初期、知り合いが家を建てるために購入した木材を、D様の曽祖父が買い受けて、元々住んでいたこの土地に建てたということ。
「敷地内に両親が建てた家もあるのですが、特に幼少期はよくこの家で過ごしてました。すごく古い家だったので『ちょっとくらい汚しても大丈夫』というような感じで、外遊びで汚れたまま家に上がるなんてことはしょっちゅう。両親が共働きでしたので、祖父母の家で過ごすことが多かったため、自分にとっても愛着のある家なんです」とご主人が語ります。

建物本来のイメージを継承しつつアップデートされたファサード。

いい家だとは思うけれど、本当にこの家に住めるのか?

ご長男ということもあって、いつかは実家に戻ってこなくては、と思いがあったというご主人。奥様の理解も得られて、実家の敷地内にある、おばあさまがお住まいのお宅をリノベーションすることに。
「ずっと昔から平屋に住みたいと思っていましたし、実際に建物を見て、こんなに立派なお家なら!って思いました」と奥様。「ただとにかく古くて壊れている箇所も少なくなくて。ここで実際に暮らせるのかな、という心配はありました。というか、このままでは住めない、綺麗にしたい、と。ただ本当にきれいになるのかも不安でしたね」と率直にその時の思いを語ってくださいました。ご主人も「とにかく家自体が古くって。ただ、木材を見ても立派だし、いい家だというのは感じていて。壊すにしてもお金が掛かるし、やっぱりリフォームかな、と」と、リノベーションに至る経緯を説明してくださいました。

『ヴィンテージ木ここち』を選んだ決め手をうかがうと、「ネットで古民家に特化してリノベーションしているところを探して、数件ヒットしたんですが、『ヴィンテージ木ここち』のHPがわかりやすく、古民家のモデルハウスがあるということで、すぐに連絡を取ったんです。出かけてみると、思い描いていた通りのお家で『これ!これ!』と盛り上がりました」と奥様。ご主人も「会ってみると、スタッフの皆さんの熱意もすごかったですね」と語ります。

以前の面影を残しつつ、現代的な装いをまとうリビング。
以前の面影を残しつつ、現代的な装いをまとうリビング。

「古民家らしさ」より、テンションが上がる家を。

長い歳月を経てきたこのお住まいを、どんな風にリノベーションしたかったのかについて伺うと、奥様が「自分のテンションが上がる家、でしょうか。『ヴィンテージ木ここち』のOB宅をいくつか見せていただく機会があったんですね。どのお宅も『古民家はこうあるべき』という既成概念みたいなものに縛られていなくて、いいなと思えました。なので、自由に私の好きなテイストにしてみたいな、と」と答えてくださいました。「プランナーさんも、その思いを見事にパースに起こしてくださったんです。リビングはシックに落ち着いた雰囲気、ユーティリティスペースには好きなカラーを入れて、とすべてにこだわりました」とご満足いただけているご様子。
また大幅にレイアウトを変更した間取りからは、キッチン・トイレ・洗面所・浴室といったユーティリティスペースへの導線を配慮するなど、日々の使い勝手への工夫も垣間見ることができます。

玄関土間は、天井高4mの伸びやかなエントランスホールに。
玄関土間は、天井高4mの伸びやかなエントランスホールに。

大胆に現代風に変えても、古民家の趣は変わらない。

完成したご新居の満足度について伺いました。ご主人のお答えは「200点!最初の一カ月は本当に旅館に泊まっているみたいで(笑)、まるで旅行気分というか、なかなか慣れませんでした。二カ月を過ぎた頃から、自分の家だという実感が湧いてきましたね。和の部分と洋の部分で、全然違う印象なのが気に入っています」と大絶賛。奥様も「もう何も言うことはありません!特に担当してくれたプランナーさんは、自分の大切な友達や家族に紹介したいくらい。私が送った好きなテイストの画像を見て、私の思いを汲んでくれて、そのイメージを見事にカタチにしてくれたんです。上がってきたパースを見て、『本当にこんなに素敵になるの?』と疑問に思っていましたが、仕上がりを見て『パースを超えてる!』と感動しました」と、こちらも大満足のご様子です。そして、これからリノベーションをお考えの方へのアドバイスとしてお二人が挙げられたのが「断熱材をしっかり入れること」。さらに奥様の「条件や好みもあると思いますが、思い切って現代風にガラッと変えてしまっても、古民家独特の落ち着く感じは残ります。どこまでやろうか悩んでいる方がいたら、思い切って変えてしまっても大丈夫!と言いたいですね。古材は想像以上に主張が強いし、雰囲気や味があるので」という、まさに経験者ならではのお言葉もいただけました。

BEFORE

現代ではとても手に入らないであろう、無垢材の太い大黒柱・梁・差鴨居に、長きにわたる歳月を支えられていた元のお住まい。
現代ではとても手に入らないであろう、無垢材の太い大黒柱・梁・差鴨居に、長きにわたる歳月を支えられていた元のお住まい。
すでに家族の歴史の一部であるその存在に、最大級の敬意を払いながら、おばあさまの家を残したいという若いお孫さんご夫婦のご希望を叶えることが、今回のリノベーションの目的でした。
すでに家族の歴史の一部であるその存在に、最大級の敬意を払いながら、おばあさまの家を残したいという若いお孫さんご夫婦のご希望を叶えることが、今回のリノベーションの目的でした。
建物本来のイメージを継承しつつアップデートされたファサード。
現代的な装備で生まれ変わったキッチン。
以前の面影を残しつつ、現代的な装いをまとうリビング。
玄関土間は、天井高4mの伸びやかなエントランスホールに。

故き良き住まいを、現代に。そして未来に。『ヴィンテージ木ここち』が実現します。

大切な思い出が詰まった家に住み続けたい、持続可能な社会に貢献したいといったニーズに応えるのが「住宅再生」、つまり「リノベーション」。古くなった住宅を取り壊すのではなく、新たな工夫を加えて蘇らせること。そして、時を経ることで生まれる美しさを愛しみながら暮らすこと。それはきっと、本物の価値がわかる世代に向けた、贅沢な住まいになるはずです。

「古民家・空き家活用の可能性を追求し、社会のマインドを変え、お客様の心と暮らしを豊かにし続ける」こと。それが、私たち『ヴィンテージ木ここち』のミッションです。

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