２階部分は柱を残してすべて解体。平屋建てとしてバランスの良い屋根形成を考えました

屋根をつくりかえ壁面を白漆喰で塗ったことで、かつてよりもどっしりと安定感が増し、その歴史にふさわしい風格が生まれました

階段のあった部分を廊下にし、その分ダイニングを拡大。対面式キッチンでも余裕が持てるだけのスペースを確保

キッチンは家族との会話をしながら料理ができる対面式に変更。天井には羽目板を使い、暖かな雰囲気に仕上げました

和室と仕切られていたダイニングを、ひと続きのリビングダイニングに。掘りごたつを設け、家族団らんのひと時を演出

ユニットバスや洗面台などの設備もすべて交換。キッチンと廊下から出入りができる２way動線で使い勝手もよくなりました

和室だった部屋を洋室に変更。壁面のニッチスペースに飾り棚を造作

外壁に用いた焼杉は、表面を炭化させることで耐候性・耐久性を増しているのと同時に、その風合いが歴史ある家のたたずまいに調和します

玄関部分の伝統的な入母屋造りは以前と変わらぬ形に再生